「SNS集客が流行ってるから自店も導入した方が良いかな」

「SNSなら無料で集客できるって聞いたけど本当かな」

SNSを集客に利用する店舗が増えてきています。その理由として、集客コンサルタントの多くが「SNSを使おう」と声高に言っているからです。

ただそうした声の多くが、SNSの良い面・メリットしか言っておらず、悪い面・デメリットを丁寧に説明していません。

その結果安易にSNSを導入しても集客出来ない店舗が続出しています。

そこで今回は、「店舗集客でSNSを利用するメリット・デメリット」を徹底解説を行い、あなたの店舗がSNSを集客を導入するべきかどうかを判断する材料をご提供します。

SNSとは

SNS集客についてお話する前に、「SNSとは何か」を理解しておくことは重要です。

SNSはソーシャル・ネットワーキング・サービスの略で、「Web上で社会的なネットワークを作り出せるサービス」です。

もっとわかりやすく言うなら「インターネット上で同じ趣味や嗜好を持った人とつながるツール」です。

例えば映画好きな人がSNSを使って自分と同じような映画好きの人を探したり、コミュニケーションをしたりすることが出来ます。

SNSの種類

SNSには様々な種類があります。

日本で利用されているSNの代表的なものを紹介します。

Twitter
Instagram
Facebook
LINE
YouTube
Tik Tok

他にも様々なSNSがありますが、多くの人に利用されているのが上記6種のSNSです。

SNSは元々集客ツールではない

SNSはすにで説明しました通り「インターネット上で同じ趣味や嗜好を持った人とつながるツール」なので、集客のために生み出されたものではありません。

それゆえSNSを使って宣伝をすることに抵抗・忌避を感じる顧客も多いことはぜひ知っておきましょう。

SNSを利用するメリット・デメリット

当然ですがSNSを集客に利用することにはメリット・デメリットがあります。

それぞれを詳しく解説していきます。

メリット

SNSを利用するメリットの最たるものは「上手いけば無料で集客できる」ということです。

SNSを利用すること自体が無料で可能です。(有料で広告を出稿することも出来るSNSはありますが、あくまで任意の利用です)

店舗が集客するには基本的には「お金」が必要になります。それにも関わらず無料で利用出来て集客できるというのは、これほどのメリットはありません。

またSNSを上手く利用するとお客様をあなたの店舗のファンにすることが出来るのでで、リピート率のアップにつなげることが可能となります。

というのもSNSでは「お客様との接触回数が多ければ多いほど、その店舗を好きになる」というザイオンス効果を生み出しやすいからです。

デメリット

SNSを集客に利用する最大のデメリットは、「活用法にコミュニケーションセンスが必要」という部分にあります。

集客コンサルタントが言うように経営を安定させるぐらいの集客をSNSで生み出すには、バズる情報発信やフォロワー数の増大が必要になります。

例えばツイッターで何百・何千といったリツイートがされる発信を定期的に生み出すとか、インスタグラムのフォロワー数を何千・何万と増やすということです。

SNSのアカウントを使って店舗の普通の情報を発信しているだけでは、バズることはありませんし、フォロワーも増えていきません。

そのために「どのようなコミュニケーションがフォロワーを増やすのか」や「どんな投稿がバズるのか」を研究し、そのセンスを身に付けることがSNSでの集客には重要になります。

しかしこのセンスを身に付けることが難しく、かつ他店の成功事例を真似ても同じように成功するわけではありません。(再現性がない)

集客コンサルタントが紹介するSNS集客の成功事例のほとんどは、このSNSのセンスを元々持っていた店舗ばかりです。

本気でSNSを利用して集客をつなげたいなら、SNSにおけるコミュニケーションセンスをどう身に付けるかに取り組まなければいけません。

炎上というリスク

バズるような情報発信やフォロワーが増えるような投稿を意識し始めると、極端な内容の情報を発信するようになったり、尖ったことを話し始めてしまうようになります。

極端な内容や尖った情報というのは、炎上を生むリスクを高めてしまいます。

SNSで炎上すると、お客様からの信頼を生むどころが逆に不信感を抱かれる結果になってしまうでしょう。

「炎上しないけれどもバズるような情報発信をする」というのもSNSセンスの一つです。

SNSによる集客パターン

元々は集客のためのツールではないSNSを利用して集客につなげるには3つのパターンが考えられます。

①フォロワーを多数集める

ツイッターやインスタグラムなどのSNSには「フォローする」という機能があり、あなたのSNSアカウントをフォローしてくれる人を増やし、店舗に関する情報を発信することで集客につながります。

ポイントはフォロワーを「多数」集めるということ。店舗の多くは地域ビジネスなので、見込み客というのは商圏内の人です。

しかしSNSでは商圏内の人にだけ情報を伝えることが出来ません。商圏内に住むフォロワーを意図的に増やしていくことも難しいです。

なのでフォロワーを増やしていくことで、「結果としてその中の数パーセントが商圏内の人になる」くらいで考えておきましょう。

集客につながるぐらいの見込み客に情報をSNSで情報を伝えるには、とにかくフォロワーを増やすことが必須になります。

②ホームぺージのサポートして利用する

SNSが情報発信のメインではなく、あくまでホームページのサポートとして利用することで、集客の最後のひと押しとして利用することが出来ます。

あなたの店舗のホームページにたどり着いた人がいるとして、その人がホームぺージを隅々まで見ても、お店を利用するかどうか決め手にかけているとしましょう。

そんな時にホームぺージとSNSを組みあわせておき、SNS上ではホームぺージでは伝えきれないお店の雰囲気やスタッフの人柄などを伝えることが出来れば、集客の最後のひと押しになります。

SNS単独ではなくあくまでホームページのサポートなので、フォロワー数を増やす必要はありません。

③お客様に感想を投稿してもらう

SNSを利用しているお客様にお店の感想・クチコミを発信してもらうことで、集客につながります。

お客様は知人・友人とSNSでつながっているため、お客様の投稿した感想やクチコミが知人・友人をあなたの店舗に興味をもたせます。

この場合店舗側が行うのはSNSを直接利用することではなく、「お客様に感想・クチコミをSNSで投稿してもらう」施策です。

最も代表的な施策が「割引」です。SNSで感想・クチコミを書いてくれたお客様には次回の購入・サービス料金を割引するのです。

お客様が自発的にSNSでお店の感想やクチコミを書いてくれるケースが稀です。必ず店舗側からお客様への「仕掛け」を作りましょう。

各パターンの難易度

SNSによる3つの集客パターンをご紹介しましたが、それぞれ難易度が大きく違います。

最も成功難易度が高く再現性が低いのが「①フォロワーを多数集める」です。これで集客に成功するためには、SNSで発信する情報を徹底的に磨き上げなければいかませんし、SNSにおけるコミュニケーションセンスを身に付ける必要があるでしょう。

もっとも簡単なのが「②ホームぺージのサポートして利用する」です。この場合はまずは魅力的で情報にあふれたホームぺージを持っておくことが前提です。

そうすればあとは、スタッフの人柄やお店の雰囲気が伝わるような「店舗の日常」を発信していけば良いので、SNSが苦手な人でも実践しやすいでしょう。

「③お客様に感想を投稿してもらう」は、①と②の中間ぐらいの難易度です。「仕掛け」を作っておけば比較的導入は簡単ですし、お客様と店舗の信頼関係が作られているのであれば、集客成功率も高くなるので試してみる価値ありです。

フォロワーを多数集める3つのコツ

SNS集客を店舗のメインの集客方法にするのであれば「フォロワーを多数集める」パターンを導入することは必須です。

この方法は他店の成功事例をまねても成功再現性は低いものの、「こうすると比較的上手くいきやすい」というコツがあります。

ここでは3つのコツについて解説していきます。

①店舗・会社名ではなくスタッフ名のアカウントにする

SNS集客をしようとする店舗・会社が失敗するパターンは、店舗名・会社名でアカウントを作成してしまうことです。

例えば「○○株式会社」とか「○○工務店」とか「○○治療院」とかです。

これはSNS集客では間違いと言えます。

まずSNSは企業の宣伝ツールではなく、あくまで個人と個人をつなげるツールであること。店舗名・会社名をアカウント名にすると「これは仕事なんだな」という公式感がお客様に伝わってしまい、避けられてしまうからです。

また店舗名・会社名のアカウントだと、お店の雰囲気やスタッフの人柄などが伝わりにくくなってしまいます。

こうした理由から、店舗や会社がSNS集客をする場合はスタッフ名でアカウントを作成する方が良いでしょう。

例えば「石塚直紀@WAO」のようなアカウント名にしたり、「石塚直紀」という名前で作成して、所属するお店や会社の名前はアカウントの説明部分に表記するのです。

②「驚き」「共感」「学び」を情報発信する

フォロワーを増やすためには、「どんな情報発信がフォロワーを増やすのか」を理解しておかないといけません。

意識していただきたいのは、店舗集客につながるくらいのフォロワーを増やすためには、「驚き」「共感」「お役立ち」という3つの要素のどれかが入った情報発信が必要だということです。

それぞれの要素ごとに例を挙げましょう。

驚き

美容室や理容室: スタイルのビフォーアフター画像・動画など
外構工事系: 工事の仕上がり具合
飲食: 調理風景

共感

エステサロン: ダイエットや美容に関するプロ目線のあるある情報
ヨガ・ピラティス: 運動が続かないことに関するプロ目線のあるある情報
治療院: 症状が改善しない人にありがちなパターン

お役立ち

美容室や理容室: 家で1人で再現できるスタイリング方法
飲食店: 簡単に家で出来るプロの味の再現方法
カウンセラー: 心を安定させるためのコツ


各業種ごとに「驚き」「共感」「役立ち」の情報が必ずあるはずです。自分の業種のことを深く考えて、どんな情報がお客様に受けるのかを見つけていきましょう。

③最初は自分から見込み客をいいねする

SNS集客をしたいなら、最初はあなたの方から積極的に見込み客となるような人を「いいね」していきましょう。

というのもフォロワー数が少ない状態だと、本当だったらバズる用な情報発信をしたとしても、バズらずに終わりフォロワーも増えないからです。

なのであなたの業種に関連するハッシュタグで検索して、見込み客となりそうな人をいいねしていくことで、そのうちの何人かがフォローししてくれるようになります。

そうするとあなたの情報発信も徐々にバズるようになっていき、拡散されて、あるポイントからドンドンとフォロワーが自動で増えるようになっていくでしょう。

SNS別集客利用法

SNSの集客パターンや情報発信についてお話してきましたが、実はSNSごとにどのパターンが有効化は異なります。

なので各SNSがどの集客パターンで有効か・どんな情報発信をすべきかについて詳しく説明をしていきましょう。

Twitter・Instagram

TwitterとInstagramは、この記事で解説している集客パターンや情報発信のすべてが有効です。

特に美容系の店舗であれば、Instagramを上手く活用すれば新規集客力の底上げになります。

Twitterは拡散力が強力なので、炎上に気をつけつつ利用することが重要になります。

Facebook

Facebookは20代から40代のビジネスパーソンによく使われています。また匿名ではなくリアルな人間関係のつながりが軸となります。

そのためFacebookではバズるということがあまり起きません。なのでFacebookを集客につなげたいのであれば、「②ホームぺージのサポートして利用する」「③お客様に感想を投稿してもらう」の2つのパターンに力を入れると良いでしょう。

Youtube

Youtubeを店舗集客につなげるなら、「驚き」「共感」「役立ち」の発信をしてチャンネル登録者数を増やすことで集客につながりやすいです。

またインパクトのある動画はTwitterやInstagramでバズりやすいので、組みあわせて利用することで成功率がアップします。

動画は編集次第で再生数が大きく変わります。今の人にはどんなテンポの動画が見られているのかを研究して、編集力を鍛えていきましょう。

LINE・Tik Tok

LINEとTik Tokは現時点では新規集客にはそれほど向いていないSNSです。

Tik Tokは店舗のような地域ビジネスよりは、日本全国を商圏とするような大手企業のマーケティンなら向いています。

LINEは新規のお客様向けではなく、既存のお客様とつながり、ファン化・リピート化につなげることなら出来るでしょう。

まとめ

店舗集客でSNSを利用するメリット・デメリットについて詳しく解説をしてきました。

SNSをどのように利用すると集客につながるのか、SNSを使うことにどんなメリットデメリットがあるのか、どんな情報発信が重要なのかなどがおわかりいただいたと思います。

SNSを店舗集客に利用する場合は、「本気度」がどれくらいあるかがキーだと思います。

例えばSNS集客を店舗のメイン集客にしたいのであれば、SNSを研究して、センスを身に付けて、上手くいかなくても継続しつづけるメンタル力が必須です。

「SNSってお店の集客に使えるんしょ?」ぐらいの気持ちだと間違いないく失敗するでしょう。

店舗集客集団WAOでは、「ホームぺージのサポートして利用する」のパターンをおススメしています。

これならそれほどお店のリソースを割く必要がないですし、継続しやすいからです。

SNS集客は店舗ごとに向き不向きがありますから、まずはあなたの店舗に向いているかどうかを考えてから始めてみてはいかがでしょうか?

SNS以外にもどんな集客法があるかを知りたい・学びたい方は、「店舗の集客法全般」「WEBに特化した店舗の集客法」についての詳しい解説記事がありますので、そちらもご参考ください。

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