WEBを利用して集客・マーケティングを行うことは店舗集客においては必須の時代となりました。

「もっとWEBを活用しないと」と考えているものの、どのWEB集客法を導入すべきか悩んでしまうのではないでしょうか?

店舗のWEB集客法は様々ありますが、業種によっては合う方法・合わない方法あるので何を導入するかは非常に重要です。

そこで今回は店舗のWEB集客で効果のある方法7選と、それぞれどんな店舗に有効かを解説します。

お客様の購買行動

WEBが店舗集客にどれくらい影響しているかは、お客様の購買行動を見ればわかります。

株式会社Pathee(パシー)による消費者行動調査によると、「非日用品を店舗で買う際、事前にインターネットで調べてから来店する消費者は、全体の78%」だとわかりました。

これは物を販売する店舗だけでなく、サービスを扱う店舗にも当てはまります。

このことからわかるのは、WEB集客を適切に活用することが店舗の集客に大きな影響を与えていることです。

効率的に集客したいのであれば、WEB集客を利用することが大前提な時代だと言えるでしょう。

店舗のWEB集客方法7選

ではここからは店舗のWEB集客で効果を期待できる方法をご紹介していきます。

WEB集客① ホームぺージ

店舗のWEB集客法で最も重要なのは「ホームぺージ」です。

先に紹介した株式会社Pathee(パシー)の調査では、「事前に店舗の情報をインターネットで調べるとき、どんなサービスを使いますか?」という質問に対して、70%の方が「お店の公式HP」を挙げています。

またチラシなどを見た人もチラシ→公式HPという調べ方をする人が圧倒的なので、どんな業種の店舗でもホームぺージは持っておくべき集客方法だと言えるでしょう。

ホームページ制作

  ホームページ制作業者は数多くあります。ここをご覧の方も、何社も見比べていることでしょう。 それでは店舗集客集団WAOのホームページ制作は、他社と何が違う…

ホームぺージのメリット

ホームぺージを持つことのメリットは、「公式情報をストック(蓄積)しておけるので、いつでもお客様が情報を見返せる」ということにあります。

例えばツイッター・インスタグラム・フェイスブックのようなSNSは、発信した情報がどんどん過去に流れていくので、過去の情報発信は埋もれていきます。

ツイッターでお店の特徴を説明したツイートをしたとしても、他のツイートをしていくと、特徴説明のツイートがドンドン過去のものとして流れていき、読まれなくなります。

しかしホームぺージというのはストック型の情報発信が出来るので、店舗がお客様に知っておいて欲しいことを見やすく提示することが出来るのです。

「当店の特徴」というページを作ってリンクを設定すればよいのです。

このように、店舗側がお客様に必ず知っておいて欲しいことを伝える手段として、HPは強力なWEB集客法なのです。

おススメの業種

ホームぺージはどんな業種の店舗でも利用した方が良いWEB集客法です。

特に「サービス」を提供する店舗であれば利用することは必須でしょう。(例:美容院・エステサロン・治療院・運動系など)

また工事関連の店舗もホームぺージ持っておくことをお勧めします。競合が少ないため、集客力がグンとアップします。

飲食店であっても公式ホームページは持っておいた方が良いというのが当社の考えです。

といのも食べログなどのサイトだけだと、情報更新がおろそかになり、臨時休業などのお知らせがわからずお客様が混乱してしまうケースが多発しているからです。

「公式な情報」としてホームぺージを活用していきましょう。

WEB集客② SEO対策

ホームページを活用するのであれば、SEO対策は行うべきWEB集客法の一つです。

SEO対策というのは「Search Engine Optimization対策」の略で、日本語では「検索エンジン最適化対策」と言います。

シンプルに言うなら、狙ったキーワードでホームページを上位に表示させるための対策です。

ホームぺージはGoogleやYahoo!の検索で上位に表示されないと、クリックされなくなるのでホームページを見込み客に見てもらえなくなります。

せっかく良いチラシを作ったのに、配らないと見てもらえませんよね?そのようなイメージです。

ホームぺージを利用するのであれば、SEO対策は必ず実施するようにしましょう。

SEO対策の注意点

SEO対策に関して業者に任せるお店が多いと思いますが、どんな場合でも店舗側がSEO対策とはどんなものなのか最低限の知識を身に付けておくことをおススメします。

というのもSEO対策の業者の多くは実は何も対策を実施していないことが多いので、本当に意味のある仕事をしているのかをチェックするためにも店舗側が知識を持っておくことは重要です。

またSEO対策というのは、継続的な対策が重要で、かつすぐに効果が現れるものでもありません。

なのでたとえ良いSEO対策を行っている業者でも、「1か月で効果が出ないから止めよう」と考えてしまうとせっかくの対策が無駄になります。

そして何よりSEO対策は、業者の対策だけでなく店舗側のホームぺージ運用も重要になります。

ホームぺージを作ってSEO対策をする場合は、必ず店舗側も知識を持っておきましょう。

WEB集客③ Googleビジネスプロフィール(Googleマイビジネス)

Googleビジネスプロフィールは(旧Googleマイビジネス)は、Google提供の情報管理ツールで、非常に重要なWEB集客法の1つです。

無料で利用できるにも関わらず、豊富な店舗情報を掲載することが出来たり、お客様への情報発信したりできるので、今WEB集客をしたいと考えているのであれば、利用しない選択肢はありません。

Googleビジネスプロフィールに掲載・登録したあなたのお店の情報は、Googleの検索結果に表示されたり、Googleマップでの検索に表示されたりします。

これのすごい所は、Google検索をした時に純粋な検索結果より上位に表示されるということです。

あなたの店舗に関して検索をした時に、最初に目に入るのがこのGoogleビジネスプロフィールである可能性は非常に高いです。

このツールで集客するためには、まずは掲載する情報の質が重要になります。お客様に訴求する店舗情報を掲載することを心掛けましょう。

利用時の注意点

Googleビジネスプロフィールを使って集客をしたいのであれば、必ずクチコミを集めてください。

このツールではクチコミの数や評価が星で表示されています。これの評価が悪かったり数が少なかったりすると、それだけで選ばれなくなってしまうこともあります。

クチコミ集めを怠ると、このツールを利用して良い情報を発信していたとしても、集客につながらず努力が無駄になってしまうかもしれません。

おススメの業種

Googleビジネスプロフィールはどんな業種の店舗にもおススメできる集客法です。

集客法としての有効性は、ホームぺージを同じくらいのレベルです。利用しないことはもったいない、むしろ損失だと言えるぐらい有効で重要です。

ホームページを作ることにためらいを感じている業種のお店なら、ホームぺージよりも先にこちらを徹底活用してみるのも一つでしょう。

WEB集客④ MEO対策

Googleビジネスプロフィールを120%活用するのであれば、「MEO対策」を行う必要があります。重要なWEB集客の1つです。

MEO対策は「Map Engine Optimization対策」の略で、Googleマップでの店舗情報を優先して表示してもらうための対策です。

この対策をすることで、Googleマップで検索をした時に上位に表示されやすくなりますし、「ローカルパック」と呼ばれる目立つ場所にあなたの店舗情報が表示されていくようになるでしょう。

Googleビジネスプロフィールを導入するのであれば、必ずMEO対策も同時に行っていきましょう。

WEB集客⑤ ポータルサイト

業種に合ったポータルサイトを活用することWEB集客法の1つで、上手く利用できれば非常に大きい集客効果を生み出すことが出来ます。

ポータルサイトというのは「インターネットで情報ににアクセスするときの入り口となるWebサイト」のことを指します。

例えば飲食店を探す際に「食べログ」を利用する人は多いでしょう。食べログもポータルサイトの1つです。

ポータルサイトには様々な種類があります。「クーポンサイト」「クチコミサイト」「地域ポータルサイト」などで、それぞれ特徴が異なります。

先に挙げた食べログは飲食店のクチコミサイトですし、ホットペッパービューティーは美容系のサロンのクーポンサイトです。

ポータルサイトには業種ごとに特化したものが数多くあります。自分の業種に合ったポータルサイトを見つけて、そこに情報を載せて、上手く活用することが出来れば集客効果を生み出してくれます。

ポータルサイトの選び方

集客力のあるポータルサイトを選ぶためには、ポータルサイトの検索力をチェックすることが最重要です。

例えば居酒屋を探す場合は「居酒屋 + 地域名(駅名)」のようなキーワードで検索する場合が多いため、このキーワードで上位表示されているポータルサイトならば利用する価値があると言えるでしょう。

基本的には「業種名 + 地域名(駅名)」の検索で上位表示がされているポータルサイトであれば、利用する価値があると言えます。

クチコミサイトを利用するなら

もしあなたの店舗の業種に特化したポータルサイトが「クチコミサイト」であるならば、クチコミをそのサイトに数多く集めることが最優先の施策になります。

そのサイトに有料プランがあったとしても、質の高いクチコミが数多くなければ集客効果を生み出しません。なぜならクチコミサイトを見に来る人は、クチコミを探しているからです。

クチコミがないお店が選ばれることはないのです。

クチコミサイトを利用する場合はこの点に注意しておきましょう。

おススメの業種

ポータルサイトの利用は次の業種でおススメです。

・飲食店
・エステサロン
・ネイルサロン
・美容室、ヘアサロン
・理容室
・治療院

これらの業種の場合は強力なポータルサイトがあるので、試してみる価値があると言えるでしょう。

WEB集客⑥ SNS

ツイッター・インスタグラム・フェイスブックなどのSNSを利用することもWEB集客法の1つで、今一番流行している方法です。

SNSは無料で利用することが出来るため、導入のハードルが低いことが特徴です。

また利用するだけなら非常に簡単なので、マニュアルなどを見ることなくアカウントを作成することも出来ます。

導入が簡単である反面、集客につなげる活用をするには努力とセンスが必要になっていきます。

SNS集客を成功させるには

実はSNSを利用した集客を成功させることは非常に難しいです。

まずあなたの店舗がある地域に絞って情報を伝えることが出来ません。そのためにとにかくフォロワー数を増やして、その中に同地域の人がいることを祈るしかありません。

SNSだけで十分な集客を生み出すのであれば数千~数万のフォロワーを集めましょう。

また「拡散されやすい情報」を何度も発信することも必要です。

しかし拡散(バズ)を生み出すことを意図的に行うのは難しく、SNS上の空気や文法を理解していないと努力が無駄になってしまいますし、一度バスが起きても再現性がないので、他人のバズ情報を真似しても意味がありません。

SNS集客をあなたの店舗集客のメインとするのであれば、継続した努力とセンスを磨くことは必須になります。

そうでなくホームぺージやポータルサイトを集客のメインとするのであれば、SNSはそれらのサポート程度で使うのが良いでしょう。

WEB集客⑦ 動画

今はスマホで動画を撮影して簡単にYoutubeにアップできるので、動画を適切に利用することが出来るのであれば集客につなげることが出来ます。

動画集客では、面白い内容の動画を作ることはもちろんですが、それ以上に「どうやって多くの人に見てもらうか」ということが重要になりますす。

そのために動画だけ作っていても人に見てもらえないために集客にはつながりません。

動画集客をする場合は、SNSなどを上手く利用して「なるべく多くの人に見てもらえるよう拡散する」つまりバズらせることを目指しましょう。

動画をバズらせるポイント

動画をバズらせて多くの人に見てもらうには、店舗は「人の欲望」「驚きの技術」を意識した動画づくりをこころがけましょう。

飲食店の動画としては、食欲を刺激するような料理動画がバズる傾向にあります。(人の欲望)

また美容室や理容室などの場合、お客様のヘアスタイルのビフォーアフター動画は多くの人に見てもらいやすくなります。(驚きの技術)

外構工事やエクステリアを扱う店舗なども、驚きの技術で仕上がった庭などを動画で見せていきます。 (驚きの技術)

ただ動画を作れば良いというわけではなく、動画にもセンスが必要になってくることは覚えておきましょう。

まとめ

店舗のWEB集客で集客効果のある方法7選を詳しく解説してきました。

これを読めば、どんな方法があるのか・どんな特徴があるのか・どんなメリットがあるのか・どの業種に合っているのかなどがある程度理解してもらえたと思います。

この記事で得た知識を元に、あなたの店舗でどのWEB集客法を導入すべきかを検討していただければ、集客成功率はグンと高くなります。

ただ自分ではどの方法を導入すべきかを決められない方もいらっしゃるでしょう。

そのような場合は店舗集客集団WAOの無料コンサルティングをご活用ください。

あなたの店舗の業種や現状をお伺いして、最適と思われる集客法をご提案いたします。お気軽にご利用ください。

またWEBに限らないおススメ店舗集客法の解説記事も書いていますので、ご興味あればそちらもご参考ください。

店舗集客の9つの方法を徹底解説/業種別の解説もあります

店舗集客というのは、商圏分析やターゲティング設定などのマーケティングを行ったうえで、適切な集客方法をえらんで実施していくことが重要です。 またそれと同時に、導入…

この記事を書いた人

wao
wao集客コンサルタント
店舗集客集団WAOの代表。

WEBコンサルタントとして約300の店舗の集客支援を行った実績あり。

・店舗向けホームぺージ制作
・SEO対策
・MEO対策
・PPC広告の運用

などWEBマーケティングを得意としている。