今ホームぺージをお持ちの店舗のほとんどが「WordPress」で作成されたものでしょう。

WordPressはSEO対策しやすく店舗側も比較的運用しやすいため、これから新しくホームぺージを作る場合もWordPressが使われる可能性が高いです。

店舗集客に強いブログは?WordPressと外部ブログを徹底比較

ブログ集客というのは、ブログを使ってお店の商品やサービスを紹介したり、ブログでホームページのSEO対策をすることで集客につなげる方法です。 店舗が利用できるブログ…

WordPressの特徴の1つに、プラグインというソフトを導入することで、様々な機能を追加できることにあります。

プラグインでSEO対策を強化したり、セキュリティ対策をしたり、使いやすい環境づくりが出来たりします。

しかし導入できるプラグインが多すぎるため、店舗側としてはどのプラグインを使うべきか迷ってしまうと思います。

そこで今回は、店舗向けにホームぺージ集客で導入必須な10個のプラグインをご紹介いたします。

今回の記事を参考にして、どのプラグインを自店のホームぺージに導入するかを決めていただければと思います。

プラグインとは

プラグインというのは、Wordpressで使えるソフトのことです。

プラグインは無料のもの・有料のものがあるのですが、無料のプラグインでもまったく問題ありません。

プラグインの導入はとても簡単で、WordPressの管理画面にある「プラグイン」というところから様々なプラグインを検索することが出来、クリック1つでインストールできるので初心者の人でも簡単に導入可能です。

導入のポイント

プラグインを導入する際のポイントは、そのプラグインが今使っているWordPressのバージョンに合っているかどうかです。

「使用中の WP バージョンと互換性あり」と表示されている場合であれば、バージョンに合っています。

しかしもし「使用中の WordPress バージョンで未検証」と出ている場合、そのプラグインを導入したときにセキュリティ面で問題が起きる可能性があります。

可能な限り互換性のあるプラグインのみを導入することをお勧めします。

おススメのプラグイン10選

ではここからは、店舗ホームぺージ集客に必須なプラグインとその役割をご紹介していきましょう。

①All in One SEO - SEO対策プラグイン

All in One SEOは、このプラグイン1つでWordPressで作成したホームページのSEO設定を完結させることが可能です。

SEO対策関係のプラグインで、最も利用されているものの1つです。

このプラグインを導入することで出来ることは以下のことです。

・ホームページの全ページのタイトルを編集できる
・全ページのメタタグを編集できる
・XMLサイトマップの送信と更新

上記機能は無料プランで使える機能ですが、All in One SEOには有料プランがあり、有料版にするとサポートを受けられた、SEO機能を拡張させることが出来ます。

ただ地域ビジネスを行う店舗の場合、無料版の導入で十分でしょう。

②Yoast SEO - SEO対策プラグイン

Yoast SEOはAll in One SEOと並んで使われているSEO対策プラグインです。

Yoast SEOで出来ることはAll in One SEOとほとんど変わりません。

ただYoast SEOはアップデートの頻度が高いため、安全性やWordPressのバージョンアップへの適合という面では有利だと言えます。

Yoast SEOはAll in One SEOは、あなたにとって使いやすい方を選べば良いでしょう。

③Google XML Sitemaps  - SEO対策プラグイン

Google XML Sitemapsは、あなたのホームページのXMLサイトマップというものを自動で作成して、検索エンジンにホームぺージの構造を伝えてくれるプラグインです。

XMLサイトマップがないと、検索エンジンの検索結果にインデックスされないので非常に重要な役割を担っています。

XMLサイトマップについては、Googleでは以下のように説明しています。

サイトマップを送信 することは、サイトを最適化する上で重要な要素の一つです。サイトマップを送信することで、あるサイトに存在するすべての URL を検索エンジンが発見できるようになり、ページの内容が変更された時に素早くダウンロードすることが可能になります。

XML サイトマップと RSS/Atom フィードのベストプラクティス

「インデックス」「サイトマップ」についての詳しい解説は、下記記事をご覧ください。

【SEO初心者店舗向け】知っておくべきSEO対策用語集

「自分で店舗ホームぺージにSEO対策をしようと思って調べたら、専門用語が多すぎてついていけない…」 SEO対策に関してこのようなお悩みをお持ちの店舗は多いと思います。 …

SEO対策系プラグインの注意点

SEO対策系のプラグインは、機能が重複しないように導入することが重要です。

例えばYoast SEOとAll in One SEOは同じ機能を持っているので、2つインストールして使うのではなく、どちらか1つだけにしましょう。

2つインストールすると、機能がぶつかり合ってSEO対策効果になりません。

またYoast SEOとAll in One SEOにはXMLサイトマップを生成する機能があります。これはGoogle XML Sitemapsと機能がかぶります。

なのでこの2つのどちらかとGoogle XML Sitemapsを同時に使う場合は、Yoast SEO/All in One SEOではXML Sitemaps機能を停止させることが必要になります。

④EWWW Image Optimizer  - 画像の自動圧縮

EWWW Image Optimizerは、WordPressにアップした画像が大きくても、表示する際には自動で圧縮してくれるプラグインです。

画像サイズは大きすぎると、表示されるまで時間がかかってしまいます。

例えば店舗がブログ更新するためにスマホで撮影した画像をWordPressにアップすると、元画像が大きすぎるため、そのままだと表示速度が遅くなります。

そうしたことを自動で改善してくれるのが、このプラグインです。

⑤Native Lazyload  - 画像の遅延読み込み

Native LazyloadはGoogle作成のプラグインで、ホームページの表示を高速化してくれます

このプラグインは、「画像の遅延読み込み」という機能を自動で行ってくれます。

画像の読み込みに時間差を設けることで、画像の表示速度が速くなり、ホームぺージの表示も速くなるという仕組みです。

Native Lazyloadは特別な設定は一切必要なく、インスト―スして有効化すれば効果を発揮します。

現在はWordPressに標準搭載しているので、インストールする必要はなくなりました。

古くからWordPressを使っている場合はNative Lazyloadを導入しておきましょう。

⑥WP-Optimize  - 不要データの最適化

WP-Optimizeは「データベースを自動で最適化」してくれるプラグインです。

データベースを最適化すると、ホームぺージの表示が速くなることがあります。

特にホームぺージを頻繁に修正している場合は、古いデータがデータベースに残っており、それがページの表示を遅くします。

長くWordPressを利用している場合は、古いデータが多く溜まっていることもありますので、その場合はWP-Optimizeがおススメです。

⑦Contact Form 7  - 問い合わせフォーム

Contact Form 7は問い合わせフォームを設定できるプラグインで、問い合わせフォーム系プラグインでは最も利用されています。

日本製のため日本語対応しています。

他のプラグインと組み合わせることで「セキュリティ強化」「確認画面の追加」「スパム対策追加」などが可能となるが特徴です。

操作は直感的ではなく少し難しいので、WEB中級者以上のプラグインと言えるでしょう。

⑧MW WP Form  - 問い合わせフォーム

MW WP Formも問い合わせフォームプラグインの1つで、日本製のため日本語対応しています。

確認画面を追加出来たり児童返信メールを設定することが出来るのが特徴です。

Contact Form 7と同じように操作は少し難しくWEB中級者以上向けですが、有料の拡張機能を追加することで直感的な操作が可能となるので、初心者の人は拡張機能の導入をおススメします。

⑨Visual Form Builder - 問い合わせフォーム

Visual Form Builderは海外製の問い合わせフォームプラグインです。

日本語対応していないのですが、ドラッグ&ドロップによって直感的に操作することが出来るのが特徴です。

「HTMLやCSS、PHPコードを書かずに数分程度で美しく多機能なお問い合わせフォームを構築する」がコンセプトのため、英語がそこそこわかる人はこのプラグインが一番良いかもしれません。

⑩BackWPup - データのバックアップ

BackWPupはホームページのデータをバックアップしておくためのプラグインです。

このプラグインは「WordPressファイル」と「データベース」の2つの種類のデータをバックアップしておくことが出来ます。

WordPressファイル

画像、テーマ、プラグインなど

データベース

記事の文章、カテゴリ、コメントなど

手動でバックアップを取ることも出来ますし、自動で定期的にバックアップを取る設定も可能です。

ぺージや記事の追加を頻繁にする店舗の場合は必ず導入しておきましょう。

まとめ

店舗のホームぺージ集客に必須の10個のプラグインをご紹介してきました。

今回紹介したプラグインは「SEO対策」「予約方法を増やす」「データをバックアップしてリスクを減らす」という3つの目的に沿ったものです。

プラグインは他にも様々な種類があり、「WordPressの操作を直感的にするもの」や「ブログ記事の目次を作成するもの」などもあります。

ご興味あればそれらも導入してみると良いでしょう。

プラグインに関して、導入方法が難しくて自力で出来なかったり、導入したら不具合が出てしまったとうケースがあります。

そういう場合はお気軽に店舗集客集団WAOにご相談ください。当社でサポートさせていただきます。

この記事を書いた人

wao
wao集客コンサルタント
店舗集客集団WAOの代表。

WEBコンサルタントとして約300の店舗の集客支援を行った実績あり。

・店舗向けホームぺージ制作
・SEO対策
・MEO対策
・PPC広告の運用

などWEBマーケティングを得意としている。